
ホームページの新規制作案件、リニューアル案件の初回打ち合わせでは、当然の事ながら掲載内容の確認を行います。
とにかくユーザーにわかりやすく、必要と思われる全ての情報を掲載しますか?
「この先が気になる」という気持ちにさせ、問い合わせをしてもらいたい、来店してもらいたい、くらいに抑えた情報量にしますか?
もちろん予算の問題もあります。
たくさんの情報を掲載すればするほど情報量は増え、制作費も上がります。
一番考えなければならない事は、実はホームページの外にあります。
ホームページをとりあえず作ったところで、ほっておいてもアクセスが増えるわけではありません。
『ホームページ=広告』ではないので。
『どうやってホームページに辿り着く』のか、『ホームページを見てどこへ向かって欲しいのか』か、
ユーザーの道すじとホームページの目的を考えることが一番重要です。
道すじは1つではないはず。
まずはどんなパターンが考えられるのか、出来るだけ具体的に多くあげてみてユーザーの行動パターンに合わせた情報設計をします。
また、最終的にどこへ誘導したいのかによって、掲載内容や情報量も検討します。
例えば、パンフレット請求してもらたい場合は、パンフレットとホームページの内容が全く同じではユーザーは満たされません。
パンフレットにはもっと違う情報、多くの情報が掲載されていることを紹介し、パンフレット請求まで誘導する。ホームページへの掲載内容はわかりづらくならない程度に縮小する。
逆に、パンフレットを見たユーザーがもっと詳しい情報が欲しい!となるように、ホームページにはパンフレットよりたくさんの情報を掲載する。
ブログを設置し、どんどん情報を増やして、タイムリーな情報を提供していく。
ユーザーは、ホームページの情報を見て『実際に行ってみよう!』という気持ちになる。
SNSを利用して情報を発信していく方法もあります。
でも、ホームページは必要です。
SNSは各SNS内のユーザーを増やしたいという目的があります。アプリを立ち上げないとその情報はユーザーに届きません。利用するユーザーが減ってしまうと効果も下がってしまいます。
流行に左右されやすい媒体なので、SNSで目的を完結させるのではなく、ホームページへ誘導する目的で利用するのがお勧めです。
このように、ユーザーの行動を考えることにより
- ホームページへの掲載情報を精査する
- どの媒体で広告を打つか
- SNSで発信する情報は何か
- ブログは必要か
などを、トータルで検討していくことにより、予算をどこにどれだけかけるのかも明確になっていきます。
印刷物は印刷屋、ホームページはWeb屋、と別々に相談すると予算は自然と嵩みます。
当方では、どちらのご相談も承っておりますので、お気軽にご相談ください。